こんにちは!2024年も気づけばもう2月!
ちょっと聞いてください。たまおは先週交通事故に遭いました!
イオンモールで買い物を済ませ、自宅までいつもの道を車で走っていたときのこと。
対向車両がセンターラインをはみ出し、逆走状態でこちらに向かってきます。
急いでハンドルを左に切って避けようとしたところ、「ガッ!!」とサイドミラー同士が接触しました。
「死ぬかと思った…」と安心したのも束の間、後方から「ドーン!!!」と衝突音が。
振り返ると、逆走車両と後続車両が正面衝突しています。
停車して現場に戻ると、逆走車両のドライバーは亡くなり、後続車両のドライバーは血だらけでした。ご冥福をお祈りいたします。
冒頭の余談が長い!!
さて、2024年2月5日は関東一円で雪が降りましたね。
奥多摩は都心部に比べて積雪量の多いイメージがありませんか?
僕たち自身も移住前から、雪が積もったら日常生活は送れるのかなど、奥多摩暮らしと雪のことが気になっていました。
雪景色、公共交通、雪かき…。今回の降雪経験を基に、いろいろな視点から「奥多摩暮らし」と「雪」をどう感じたのか書いてみたいと思います。
移住検討の参考になりましたら幸いです。
2月5日の大雪、そのとき僕は
2024年2月5日、僕と妻は東中野の友人宅で起床しました。前日に酒を飲みに行き、そのまま泊めてもらったのです。
せっかく都心へ出てきたのだからと、高円寺の「エリックサウス」でビリヤニを食べてから奥多摩に帰ることに。
本当は馴染みの「ウシータ」に行って”にせんべろ”(2千円で酒3杯とつまみ2品のセット)をしたかったのですが、午後から雪の予報が出ていたのでさすがに止めておきました。
見慣れぬ銀世界に心ときめく
12時頃に高円寺駅を出て、13時30分頃に青梅線川井駅付近の様子を電車内から映した動画がこちらです。
電車の車窓から見える景色は、家も山も白に染まりました。いつも見ている雄大な大自然と違って、神妙な美しさがあります。
続いてこちらは古里駅のホームで撮影した電車の映像。
すでにホーム上は数センチ単位で雪が積もっていましたが、まだまだ止む気配はありません。
きれいね~
きれいだね~
僕たち夫婦は埼玉県育ちのため、雪景色には慣れていません。
一面の銀世界をたのしめるなんて、とても素敵なまちに住めているのだと感じました。
みんなで協力した雪かき、そして浮き上がる境界線
綺麗な景色と反面、駅から家までの帰り道、雪で歩くのが危ないと感じる箇所が複数ありました。
これは困っちゃうね~
帰ったら雪かきしよう!!
いざ自宅に着いてみると、すでに家の前はきれいにされています。
おう!雪かきやっといたよ!!
以前に餅つきに誘ってくれたおっちゃんがほとんど一人でやってくれたあとでした…本当にありがたすぎる…。
おっちゃんからの愛を受けて、僕たちも成長していきます。家の前はする必要がなくなったので、近所の人が良く通る道を中心に雪かきしました。
結局、2月5日の夕方と、6日の朝とで2度雪かきすることに。
これまで話したこともないようなお姉さまから、
あそこの道、もう雪かきしといたよ!!
なんて話しかけてもらったりもした。
近所の皆さんで力を合わせた甲斐もあり、日常生活を送るには困らない程度に除雪できました。
一方で少し気になることもありました…。それは、近所付き合いにあまり積極的でないお宅に積もった雪のこと。
僕が暮らすエリアには、僕たち以外にも移住者の方々がいらっしゃいます。近所付き合いに積極的な世帯もあれば、引越しの挨拶をしないような世帯も。
後者のような家の周りは、近所の人たちも雪かきをしておらず、そのまま雪が綺麗に残ったままとなっていました。
交流がないと、どの程度助け合って良いのかわからないのだと思う
普段は意識することのなかった、近所付き合いをしている、していないという境界線が、雪を輪郭に一気に視覚化されたような印象を受けました。
公共交通の大敵は、まさかの竹
僕たちが奥多摩に帰ったおよそ2時間後、2月5日の16時頃に青梅~奥多摩間は運行を中止したようです。
その理由は「雪による倒竹(とうちく)」。倒木は聞いたことあるけれど、倒竹ってはじめて聞きました。
実際にこちらの画像(左中段のあたりが竹藪)を見ていただくわかりやすいと思います。
竹が雪の重みでぐにょりと曲がってしまっていますね。竹は中が空洞で、すぐに折れ曲がってしまうようです。
青梅線の運転再開は2月6日18時半頃を見込んでいるとのこと。
公共交通が脆弱で生活が困るかと言えば、そんな風にも感じませんでした。
なんとなく、地域の中で「雪じゃ仕方ないよね」という空気感が共有されている気がします。
例えば、妻はハローワークの認定日でしたが「訪問は後日で構いません」と言われたり。
英会話教室はわざわざ役場の職員さんから
先生の安全面も考慮して本日は中止です
と連絡がありました。飲食店の方々も「本日は休店」とSNSでツイートするのを見かけたり、小学校も休校したりしているそう。
地域全体がこんな雰囲気なので、雪予報が出たら事前に必要品を買い込み、自宅に籠城するとよいでしょう。
はじめての降雪経験、奥多摩暮らしをどう感じたか
良い面も悪い面も正直に書いてみましたが、僕は今回の降雪経験を通じて奥多摩暮らしをもっと魅力的に感じました!!
というのも、やっぱり雪景色は見ていて心惹かれるものがあるし、雪かきで身体を動かすことにも苦はありません。
近所の皆さんと一緒に雪かきをするのも「近所付き合い最高!!」と感じる僕たちにとってはまるで地域イベントのよう。
もっと良い雪かきグッズ揃えたいね
わかる。でかいプラ製のスコップほしい。
と話しているくらい。
ぜひ雪が溶け切らない綺麗な奥多摩にも、一度遊びにいらしてみてはいかがでしょうか。
そうそう、2月18日(日)に当サイトの管理人が奥多摩で苔を楽しむイベントを開催しますので、そちらへの参加もぜひよろしくお願いします!!
ということで、まだ雪も止みきってないホットな(物理的にクールだけども)タイミングで記事にとりまとめてみました。おしまい。
※僕たちが住んでいるのは奥多摩町でも比較的標高が低いエリアです。小河内など標高が高いエリアへの移住を検討されている場合、降雪の回数などが異なりますのでご留意ください。