こんにちは!奥多摩移住者のたまおです。
最近は料理にキャンプ、家庭菜園、アクアポニックスと趣味が増えすぎたせいか、気づくと1週間が経っています。
スパイスカレーづくりだのぢい!!!
充実した日々の中で、たまに友人と会っては移住したことを話すと、
仕事があれば、移住したいんだけどな~
と言われることがあります。
みんな移住に興味はあるものの、仕事のことが不明瞭で、二の足を踏んでしまうのかも。
通説として「都心は仕事があり、地方は仕事がない」というイメージがあるもんな・・・。
ところが、町を歩けば求人情報は見かけるし、近所の人から「うちの会社で働かない?」なんて声をかけていただいたこともありました。
そんなこんなで、内側から町を見た立場から「奥多摩町に移住して仕事(雇用)はあるの?」という疑問への見解をとりまとめてみたいと思います。
目次
どんな「仕事」を探しますか?
「十分な収入を得られる仕事」と「やりたい仕事」
働き口を探すとき、「仕事」に2つのことを求めちゃいますよね。
1つは「十分な収入を得られる」こと。
こうした仕事は”収入=数値”で客観的に判断できるのでわかりやすいですね。
町内でも、それなりの収入を得られる求人をたくさん見かけます。
もう1つは「やりたい」こと。
こちらは、”自分らしい仕事”や”やりがいが感じられる仕事”といったものですね。
おしゃれな飲食店やアウトドア関連など、華やかな印象を受ける求人を見かけることもあるので、人によってはやりたい仕事も見つけられると思います。
ただ、人口5000人程度の町なので、都心に比べたら仕事の種類も多くありません。
そのため、望んだような仕事にめぐりあえる可能性は必然的に低くなります。
やりたいことに強い思い入れがある場合は、自ら事業をはじめたり、リモートで都心の仕事に取り組んだ方が、手っ取り早いと思います。
「十分な収入」っていくら?
そもそも、十分な収入って人それぞれ違いますよね。
奥多摩町に移住すると、生活費は都心と比べて抑えられます。(家賃相場が低いから)
僕個人を例に挙げると、
生活費:15万円/月
国保・税金・年金等:50万円/年
これだけあれば、毎日楽しく、多少の貯えも残しながら生活できます。
つまるところ、年間230万円がいまの僕にとっての十分な収入となるわけです。
皆さんにとっての「十分な収入」はいくらになりますか?
※参考記事(たまおの生活費)
「十分な収入」を稼ぐための労働量はどのくらい?
十分な収入がわかれば、あとはそれを確保できるだけの労働量をイメージしてみましょう。
僕が230万円を稼ごうとした場合のイメージは次のようになります。
東京都の最低賃金は1080円、奥多摩町も都内にあるので同様。
時給1100円で、8時間×週5日間×52週間働くと、年収が約229万円。
時給1400円だと週4日間で約233万円、時給1900円だと週3日間で約237万円。
こうして考えると、アルバイトだけでも、十分に稼げてしまう金額ですね。
自分に特別なスキルがなくても、問題なく生きていける気がしませんか?
どんな求人があるの?
全国共通っぽいもの
求人情報を見ていると、全国共通っぽいものと、奥多摩町特有っぽいものとがあるように感じます。
全国共通っぽいものとは、どこの町でも見かけそうな求人のこと。
コンビニ、飲食のキッチン・ホール、配達、温泉スタッフ、福祉施設スタッフ、清掃業などをよく見かけます。
飲食店のホールで1300円代の高時給を見かけることも。
特に高額と感じたのは調理師。
福祉施設などで調理師免許を持っている方は、時給1600円という求人もありました。
ここで紹介しているような職種については、正社員の求人も併せて出ていることが多くあります。
月給20万ほどで正社員として働くか、時間に融通のきくアルバイトとして働くか選択できそうです。
奥多摩町特有っぽいもの
奥多摩町といえば、観光やアウトドアが有名ですね。
そのため、アウトドアのインストラクターやキャンプ場のスタッフ、観光用トイレの清掃などの求人を見かけることもあります。
意外なことに、インストラクター業も「初心者歓迎!!研修あり」みたいな形で募集されているため、やる気があれば誰でも挑戦できそうです。
時給1500円など高時給のものを見かけることがありますが、シーズンが限定されていたりするため、オフシーズンでも個人で稼げる副業などを持っていると良いと思います。
仕事の情報はどこにある?
求人情報は、ネット上で収集できるものから、現地で収集できるものまで様々です。
当たり前のものから物珍しいサイトまで、僕が知っている方法を幅広く紹介します。
ネットで見つける
ハローワークやindeedなどの求人サイトは当然のことながら、奥多摩町観光協会や奥多摩町ホームページでも求人情報が公開されています。
特にこの「定住促進サポート事業求人」は、移住支援金をもらうための条件にもなるため、よく確認しておくと良いと思います。
広報紙で見つける
町の広報紙「広報おくたま」やフリーペーパー「BLUE+GREEN JOURNAL」など、地域の方に向けた情報誌で求人情報を見かけることがあります。
例えば、「広報おくたま」でいえば、会計年度任用職員として学童の指導者や町民プールの監視員など、あまり民間の求人サイトでは見かけないものが掲載されていることも。
これらはネットでもPDFデータを閲覧することができるので、遠方の地域からでも求人内容などを確認することが可能です。
まちなかで見つける
まちなかを歩いていると、店舗や施設の壁に「スタッフ募集」の貼紙を見かけることがあります。
このほか、近所の人と交流するなかで「いまスタッフ探しているんだよ~」などと教えてもらうことも。
こういったローカル情報の中には、なかなかネットで見かけることがないものもあると思います。
さいごに
ここまで読んで、皆さんはどう感じましたか?
僕としては実際に暮らしながら、
仕事選び放題やん
という感想を持っています。
移住を決意したころから、ちょくちょく求人情報を覗いていますが、求人が全くないなんていう状況は見たことがありません。
今現在あなたがバリバリ働いているとしたら、同じような条件の求人は見つからないかもしれません。
ただ、あくまで必要なのは、移住先で十分生活するだけの収入です。
どの程度の収入が必要なのかを見つめ直すと、さらに前向きな気持ちで移住を検討できるかもしれません!!
働き盛りの若い人が来てくれると、地域にも活気が生まれます。
都心では、若さは余っていて無価値同然ですが、地方では貴重な価値を持っています。
若いということは、それだけで武器なんです!
そんな気持ちでいれば、きっと仕事選びに悩むこともなくなりますよ~!やったね~!
移住に関してはこちらの記事もご覧ください!