【移住情報】 奥多摩移住 を選んだ理由

こんにちは、たまおです。

移住したことを周りの人に伝えると、決まってこんな会話になります。

奥多摩町に移住したよ~!!

ほおん。どうして奥多摩にしたの?

いろいろと調べた末に、僕としては「奥多摩しか勝たん」と感じていますので、その素晴らしさを紹介したいと思います。

(自然が豊富なこと、アウトドアレジャーが魅力的なことは皆さんご存じと思いますので、生活者としての視点で紹介します。)

移住先を検討している方はぜひ参考にしてください!!

移住物件が整備されている

多くの自治体では空き家バンクを設置し、空き家の利活用による移住者増加などに取り組んでいます。

なんと奥多摩町は、空き家バンクだけでなく、下の表にまとめたような移住者に向けた様々な物件を整備しています。(2023年3月時点)

町営若者住宅若年層夫婦向けに整備された物件で、家賃は月額2万~3万程度。駅徒歩10分程度に位置していることが多い。
町営子育て応援住宅子供のいる若年層の家族向けに整備された物件で、家賃は月額5万程度。住み続けることで、物件を貰える。
若者定住応援住宅駅周辺の空き家を活用した物件で、家賃は月額1万程度。住み続けることで、物件を貰える。
いなか暮らし支援住宅駅から離れた空き家を活用した物件で、家賃は月額千円~4万程度。住み続けることで、物件を貰える。
0円空き家バンク物件を手放したい人が登録する空き家バンクで、0円で土地や物件が登録されていることがある。

一軒家を手にしてDIYをしたいのか、賃貸が良いのか、駅周辺の利便性を優先するのか、山奥で静かに暮らしたいのか、、、

どんな移住生活を送りたいかに合わせて、住宅を選ぶとよいと思います。

物件は常に募集がかかっているわけではありません。

ですが、「奥多摩に暮らしたい人登録バンク」に登録をしておくことで、今後住宅の募集がかかった際にメールマガジンを受け取ることができるようになります。

奥多摩町への移住に興味がある人は、ぜひ登録をしておきましょう!

なんと、過去の議会議事録の発言を見ると、町営若者住宅だけでも令和4年2月1日現在、59 世帯 210 人の方が住んでいるそうです。

すでに多くの移住者がいるというのも、移住先を決めるうえで一つの安心材料になるのではないでしょうか。

町営若者住宅(出典:奥多摩町HP)

車がなくても生活できる

移住を考える際、ネックになることのひとつが車です。

購入するだけで100万円、その後も維持費で年間何十万とかかることを考えると、うかつに手を出すことができません。

実際に奥多摩町に行ってみるとわかりますが、奥多摩駅周辺・古里駅周辺のいずれかに住めば車がなくてもそれなりに生活することができます。

それぞれの駅にある、日常使いできる店をまとめるとこんな感じです。

奥多摩駅肉屋、八百屋、デイリーヤマザキ、豊富な飲食店
古里駅JA、セブンイレブン(24時間)、少しの飲食店

商店の数は圧倒的に奥多摩駅の方が多いものの、古里駅には奥多摩町唯一の24時間コンビニがあるため、利便性でいえば一長一短かなと思います。

基本的には上述の商店を使いつつ、足りないものはネットショップで購入します。

それなりに大きいスーパーを使いたいときは電車で河辺駅の西友やイオンを使うのが良いと思います。

都心のように徒歩圏内で何でも揃うというわけではありませんが、暮らしていくうえで困るほどでもありません。

車なしでも生活していける点が、奥多摩町移住の良さだと思います。

町内を散歩していると、卵や野菜の無人販売所もちょくちょく見かけます。

都心に気軽にアクセスできるから、友達や家族と会いやすい

僕は20代を中央線沿線(新宿~荻窪)を中心に過ごしてきました。

友人の大半が、今もそのエリアで暮らしています。

奥多摩駅から新宿駅は、青梅駅で乗換1回、電車賃は片道1,100円、乗車時間は片道2時間弱となります。

新宿~奥多摩の平日終電

電車は奥多摩始発なのでまず座れますし、青梅駅乗り換えも座ることができます。

座ることさえできれば、2時間くらいはスマホがあれば苦にせず過ごすことができます。

都心まで片道1,100円と経済的な負担が少ないのも奥多摩移住の素晴らしいポイントです。

新宿からの終電も22時半頃まではありますので、都心の友達と19時から飲み始めても、2次会までは楽しむことができるのではないでしょうか。

両親が埼玉に住んでいるため、電車を乗り継いで気軽に会える距離というのも、僕が奥多摩を選んだ理由です。

正直、新幹線を使わないと行けないような地方では片道1万円を超えてしまい、1年に数回会う程度の関係にならざるを得ません。

都心に気軽にアクセスできるからこそ、これまでの人間関係を維持できることは大きな魅力の1つだと感じます。

条件不利地域なので移住支援金がもらえる

東京圏への人口一極集中を是正するため、国が創設した移住支援金という制度があります。

これは、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に人が集まり過ぎているので、地方にも人口を分散しようという制度なのですが、、、

なんと、奥多摩町は東京都内にあるにもかかわらず、条件不利地域に該当するため移住支援金がもらえちゃいます。

現状では、単身世帯で30万、夫婦世帯で60万、開業したら最大100万円の移住支援金をもらえるそうです。

移住は長距離の引っ越しなどで、何かとお金がかかるからこそ、大変ありがたいですね!

いかがでしょうか。

いろいろな物件が整備されており、車がなくても生活ができる。

そして、いつでも都心の友達と会え、移住支援金までもらえちゃうのが、奥多摩を移住先に選んだ理由です。

気になる方は、ぜひ一度、どんなところか遊びに来てくださいね~!

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