こんにちは!ガタイがいいのに文化人ぶってるたまおです。
最近飲みの席ではじめて会った人に「普段どんなことをしているの?」と聞かれたので答えたら、「もう少しがんばったら?」と言われました!わあっ!
さて、会社員時代の僕を知る人の中には、
あいつ奥多摩に行ってから、生活費はどうしてるんだ?
と疑問に感じている人がいるかもしれません。
今日はそのへんのところを実際どうしているのか、つまびらかに話してみたいと思います。
結論から言うと最近早朝の時間を使ってバイトをはじめました!
学生以来のアルバイト…どうなることかと不安がいっぱいでした。
東京最西端の地で、31歳既婚男性が心新たにアルバイトへと挑戦する生き様は込み上げてくるものがありますな!
奥多摩暮らしは君にもできる!
現在の収支
まずは僕の収支がどうなっているかを簡潔に話しておきましょう。
これまで生活費記事に書いたとおり、月の支出はおおむね15万円程度で落ち着いてきました。
これに対して、現状イトマニア(個人事業)での収入は月10万円程度となっています。
そのため、ここ数か月は毎月5万円程度を資産から切り崩して生活費を補填していました。
目標は、個人事業の売上だけで生活費をまかなうことですが、仕事は時の運もあったりするはず。
現時点での目標達成は難しいと諦め、毎月5万の不足分はアルバイトでなんとかすることにしました。
むしろ独立初年度なのにある程度売上あるなんてすごいよ!!
人生時には、戦略的撤退も必要です。
アルバイトを探す日々
そろそろバイトでもしなよ
と9月頃から妻には詰められていましたが、
は!?求人見てるから
と、必死に抵抗します。
長期のアルバイトなんて22歳の頃から実に9年ぶりですよ!暖機運転は必要でしょうが!
さて、求人を眺めながら悩んだポイントは大きく以下の3点くらいでしょうか。
①個人事業の足枷にならない仕事がいい。もしくは、個人事業にもつながる仕事がいい。
②奥多摩町内の仕事がしたい。もしくは、奥多摩町内の仕事は控えたい。
③どんなやりがいを見出せるか。
①は、例えば観光関連でアルバイトすれば、コケ活動とのコラボもありえるかなとか考えました。
でも、観光関連は土日の就労がメインとなるので、この時間をアルバイトに使うとそもそもコケ活動が手に付かなくなる可能性もあると思いました。
②は、奥多摩町で住みはじめて、各業界で「人手不足」ということを耳にしていました。
できれば町内で働いて町の力になりたいという思いがある一方、もしも職場でトラブルがあったときなどに地域関係が気まずくなるかもという不安も抱えていました。
③は、全ての仕事に通じることですよね。アルバイトに時間を割くことに、どんな意味を見出せるか。
そんなこんなで、しばらくは求人サイトを眺める日々が続きます。
重い腰をあげてアルバイトに応募する
11月に入って、ついに1件応募します。
もともと新しくバイトを始めるなら12月頃からという考えがありました。
というのも、今年は会社員時代の収入があったので、今後の働き方を考えてもこれ以上給与収入は増やしたくないという事情が…。
満を持して応募した求人は、歩いていける距離にある公共施設の清掃バイト。週3日、1日7時間、時給1,120円。
この条件だと月額9万5千円くらいの給与。自分も日頃から利用する施設なので綺麗にしたいのと、施設利用者さんと近所付き合いができるかもと期待しました。
結果は、
メールも電話も帰ってこない…
会社で求人などを担当している妻曰く、
不採用の人には何もリアクションしない企業は普通にあるよ
とのこと。
合否すら伝えてもらえないなんて…
こうして、僕の公共施設清掃ライフは幕を閉じました。
そして遂に決まるアルバイト
今度は物流センターの早朝仕分けバイトに申し込みます。週4日、早朝3時間半、時給1,300円という条件。
この条件だと月額7万2千円くらいの給与。朝5時起きと早いものの、9時には終われるので、個人事業にも影響はありません。身体を動かせるので運動不足にも良いだろうと、条件面にはかなり魅力を感じていました。
一方で、私生活とは切っても切り離せないのが物流業界。
こちらに引越してきてからもひっきりなしにお世話になっています。
バイトに入って気まずい辞め方でもしたら、
通販とか頼みづらくなる…
という不安から応募に躊躇してしまいます。
まあでも、
寝坊しなければいけるっしょ!!!
と前向きに考えなおし、「この町の物流は俺が守る!!」という意気込みで応募しました。
そして、トントン拍子で話が進み、当日中に採用。翌日から出勤が決まりました。
バイトめちゃくちゃ楽しい
朝5時起床。着替えて、顔を洗って、歯磨きをして、1.5kmの通勤路は健康のためにジョギングで向かいます。
(文章を書きながら、昔クレヨンしんちゃんのEDに使われていたこの曲を思い出した)
物流センターに着くと大量の荷物があるので、それを地区ごとに指定されたスペースへと運びます。
「うわあああ!でっけええええ!」
「めちゃくちゃ重い!」
「この地区、荷物多すぎぃぃいい!!」
叫びたくなる瞬間も多々ありますが、なるべく早くこれを終わらせるために黙々と運びます。
次に、地区ごとに振り分けた荷物をテトリスのようにトラックの荷台へと積み込んで、あっという間に退勤です。
アルバイト初日は帰宅後、4時間の昼寝、腕プルプルの筋肉痛、腰に謎の痛みを発症と散々な目に遭いました。
1週間も続けた頃には身体も慣れてきたのか、次第に身体が楽になってきました!!
職場のみなさんも気が良い方ばかりで、朝早いものの憂鬱になることなく通うことができています。
何より、翌日にアルバイトがある日は朝も早いので、飲み会などへの参加を控えるようになりました。
無駄酒を控えられるし、身体も動かせるし、ストレスもないしで、日に日に健康になっていく実感がすごいです。
さいごに
僕はガタイがいいのに、力仕事に就いたことがありませんでした。
だから何というか、配送センターって「体育会系のノリが強いのではないか!?」という一抹の不安を抱いていたんです。
全然そんなことなくて、皆さん優しくてユーモアもあって、気のいい人たちばかりで本当に良かった…。
しかも帰り道、こんな雄大な自然を眺めながら帰れるんですよ。働いた日は、朝から清々しい気持ちになれます。
お金をもらいながらできるダイエットのつもりで通えているし、このまま継続して身体を絞ってイケてるおじさんになれたらいいな。
結局さ、ダイエットの道は継続して身体を動かす何かを見つける他にないんだ。サラダチキンばっかり食べたくないもんね。
みんなも奥多摩に来て一緒に配送センターで働いて健康を極めようよ。おしまい。